「津田ヶ谷祭」の印象
先日、津田塾大学千駄ヶ谷キャンパスで行われた「津田ヶ谷祭」に足を運びました。
この学祭は、一般的な賑やかさが特徴の他大学の文化祭とは異なり、落ち着いた雰囲気が漂い、来場者の方々が自分のペースで楽しんでいるように感じました。来場者数は適度で、「人混みによって学祭を楽しみたいのに疲れてしまって楽しみきれない!!」という方に非常に体験していただきたい学祭です。
そんなゆったりとした空間の中に、目立って盛り上がりを見せていたのが、、
各階の廊下に設けられた”謎解き”ブース!謎を解き、得たキーワードを組み合わせて正解の単語を導き出すという内容です。
各ブースには「やさしい」レベルと「難しい」レベルの2種類の問題が用意されており、どちらで解いても同じキーワードが得られる仕組みになっていました。この柔軟な設定のおかげで、小さな子どもから謎解き好きの大人まで、自分に合ったレベルで楽しむことができた点がとても魅力的でした。私は「やさしい」レベルで挑戦しましたが、それでも十分に頭をひねらされる問題でした。こうした出題者の優しさと工夫に心が温まりました。正解すると、素敵な商品がもらえるという仕掛けもワクワク感を高めます。私は見事お風呂の入浴剤をゲット!楽しいだけでなく、達成感を味わえる体験でした。
来場者、関係者インタビュー
より「津田ヶ谷祭」の魅力を深掘りするために、いくつかのブースで出会った方々にインタビューをしてみました。
1、能楽堂WGのブースで出会った男性
千駄ヶ谷付近で勤務しており、偶然津田塾大学の前を通りかかったという男性にお話を伺いました。大学の頃から、能に興味があるとおしゃっていました。能楽堂WGでは、オリジナルの能面クラフト体験や、能に関する動画の放映が行われていました。「能の魅力をもっと知ってほしい」という趣旨で、伝統芸能に親しむきっかけを提供していました。
2、津田ヶ谷祭実行委員長
大学2年生の実行委員長にもインタビュー成功!今年一番力を入れたことは「外での食品販売」だそうです。この試みは、長い準備期間を経てようやく実現したのだとか。「去年の来場者アンケートで謎解きが人気だったため、今年も続行しました。ぜひ楽しんでください!」と語る彼女の表情から、この学祭への熱い思いが伝わってきました。
3、謎解きを楽しむ高校生姉妹
謎解きブースでは、高校3年生の姉妹(双子)にも話を聞きました。家族で訪れていた彼女たちは、津田塾大学総合政策学部への入学を希望しているとのこと。以前体験授業に参加して、津田塾の魅力を実感したそうで、この学祭には受験前の決意表明のために来場したのかもしれません。
最後に
文化祭の楽しさと言えば賑やかさを思い浮かべる方も多いでしょう。しかし、津田ヶ谷祭はその逆とも言える落ち着いた雰囲気が最大の魅力です。心の余裕を持ってイベントを回れることで、一つひとつの催しをじっくりと味わうことができました。
津田ヶ谷祭は、訪れる人の年齢や目的を問わず、誰もが自分らしく楽しめる文化祭。
来年もぜひ訪れたいと感じました。
みなさんも機会があれば、来年!津田ヶ谷祭の心地よさを体験してみてはいかがでしょうか。
↑津田梅子になりきるガイ↑
↑鯖江市のサングラスを身につけたコウキ↑